植毛のコラム

ドナー採取後の傷跡が目立つ場合

ドナー採取は、通常、後頭部の生涯髪が生え続ける範囲で選ぶため、
年齢とともに傷跡が目立つということはありません。

生涯髪が残る安全なドナー範囲は、
経験的にも教科書的にもわかっていますが、若干個人差があります。

特に、頭頂部の脱毛範囲の後ろや左右の広がりが、
最終的にどこまで及ぶかは、個人差があるため、年齢が若い方では、判断がつかない場合があります。
ちなみに、年齢とともに、頭皮伸びたり、ドナー採取部の傷跡が伸びるとういことはありません。

問題は、最初から安全なドナー範囲を超えた部分からドナーを採取している場合です。

若い頃は頭頂部に髪があるので隠れている傷跡も、
男性型脱毛症が進行して高度な脱毛になった場合、
頭頂部の髪が消えた段階で、頭頂部のドナー採取時の傷が見えてくる可能性があります。

経験の浅いクリニックや、FUE法で多数のドナー株を採取した場合など、
安全なドナー範囲を超えて頭頂部に傷跡が及んでいる例を見かけることがあります。

日本人の肌の色の頭皮にFUE後の斑点状の白い傷跡が多数残るとかなり目立ちます。
後頭部の安全なドナー採取範囲は意外と狭い範囲です。
経験豊富な植毛専門医は、必ず安全なドナー範囲内でドナーを採取しますので、
年月が経過してもドナー傷跡が見えてくることはありません。

その意味でも、自毛植毛治療を受けられる場合は、
治療経験の豊富な植毛専門医のもとで治療を受けられることが重要です。