FUE法
FUEはドナーを採取する際に専用の機器(直径1~1.3mm のパンチ)を使って、直接後頭部から毛根をくり抜く方法です。
メスを使わない、切らない植毛法と言われ、最近話題になっています。
FUE法と比べられる採取法には「ストリップ法」があり、手作業による「ストリップ法」は広く普及しています。
後頭部や側頭部からドナーを帯状に採取し、それを株分けし、薄毛の部分に植え込む手法です。
FUEはFollicular Unit Extractionの略で、FOX法とも言われます。
メスを使わないため、縫合の傷跡ができないという特長があります。 狭い範囲の植毛で少量のドナーだけ必要な場合や、ドナー部の皮膚の緊張が強くて余裕の少ない場合には便利な方法です。
しかしながら、大量のドナーが必要な広範囲の植毛には向きません。
くり抜く時に皮下の毛根を傷つけやすいので、それを避けるために高度な技術が必要です。 ドナー採取あとには、米粒大の傷跡がまだら状に多数残りますが、FUE法はプチ植毛に効果的です。
FUEの改良法として2004年に発表されたものが「SAFE法」(Surgically Advanced Follicular Extraction)です。 FUE法は、専門医でもドナー毛根の切断率が約20~50%になってしまい、更には東洋人の毛根は白人より長いため 切断率がさらに高くなることが問題でしたが、熟練した医師がSAFE方法で行うと、ドナー毛根の切断率が低くなると言われています(約5~8%)。
FUE法はクリニックによって「ダイレクト法」と呼ばれています。
