植毛手術法の比較

自毛植毛はクリニックによってやり方が異なります!!

自毛植毛はどこのクリニックも同じではありません。 植毛手術はドナー採取、株分け、植え込みという一連の流れの中で、それぞれの作業における手法が異なります。
クリニックにより独自の名称がつけられているためわかりづらいのですが、代表的な手法は主にFUE法、FUT法、自動植毛機、単一植毛法の4種類となります。

内容 取り扱いクリニック

FUT法 -生着率が高く、世界中で広く普及されている植毛法
大きな特徴は、仕上がりがとても自然で、生着率が高いことです。手術で人工的に作った生え際とは思えない、きれいな仕上がりになります。
FU(毛法)単位で株分けし、植え込む方法で、顕微鏡下で1本ずつ作業を行います。世界中で広く普及されている方法で、植毛先進国のアメリカではほとんどがこの方法です。
日本でも多くのクリニックで導入されていますが、それぞれに特徴があり独自の名称がつけられています。

(メリット)
・毛包単位で切り分けられたグラフトは定着率・発毛率が高い。
・休止期の毛根が発毛する可能性が高い。
・仕上がりが自然である。

(デメリット)
・ドナーを採取する際の傷跡が残ってしまう。
・顕微鏡下で1本ずつ作業を行うため時間がかかり、ドクター・スタッフの熟練度がとわれる。

(費用の目安)*1  45~60万円

 

紀尾井町クリニック(NHT式)
ヨコ美クリニック
ウェルネスクリニック(PNH植毛)

FUE法 -メスを使わない。切らない植毛法
直径1mmほどの中空のキリのような器具で、毛根をくり抜いてドナーを採取する方法です。メスを使わないため、縫合の線状の傷跡ができないというのが特徴です。 しかしながら、たびたび毛根の切断率が高く、発毛率が低いことが問題となっています。また、ドナー採取に時間がかかり、比較的狭い範囲の植毛に向いているため、広範囲の場合は、FUT法と組み合わせることが多い。

(メリット)
・メスを使用しないため、縫合の線状の傷跡ができない。
・ドナー部の頭皮にゆとりがない方でもドナーの採取ができる。

(デメリット)
・多数のドナー採取に時間がかかるため、広範囲の植毛には向いていない。
・植毛する際に、採取する箇所の髪を刈りあげなくてはならない。(手術後にかつらを使用しても良い)
・毛根の切断率が高いため、高度な技術が求められる。
・傷跡が目立つため、坊主刈りにできない。
・機械を使用する場合(i-direct法)、手作業よりも切断率が高くなってしまう。

(費用の目安)*1  80~90万円

アイランドタワークリニック(i-direct法)
紀尾井町クリニック

自動植毛機(ストリップ法)-スピーディーで鮮度が高いのが特徴
ストリップ法とは、ドナーとして、後頭部の毛髪を皮膚ごと細長く採取する方法を言いますが、これを自動植毛機を使った場合の説明になります。(手作業で行う場合はFUT法と言い、FTU法もストリップ法の一つになります。)
自動植毛機は、植毛専用の機械でドナー採取、株分け、植え込みといった一連の作業を行います。コンピュータで制御し、一定のスピードで行うことができるため、鮮度が高いのが特徴ですが、手作業で行う「FUT法」と比べるとどうしても毛髪の切断率が高く無駄になってしまうようです。

(メリット)
・機械化されているためスピーディーで鮮度が高く、患者さんの負担が少ない。
・スタッフが熟練していなくてもよい。

(デメリット)
・ドナーが途中で切断され無駄になる可能性が高い。
・定着率・発毛率が低い可能性がある。

(費用の目安)*1  50~60万円

アイランドタワークリニック(ストリップ法)

単一植毛 -針で穴あけと植え込みを同時におこなう方法
単一植毛は、採取したドナーを株分けし、専用の植毛針で、穴あけと植え込みを同時におこなう方法です。 ニードル式やChoi式とも言われます。一本ずつ植毛していくため、角度や高さが自由に調整できますが、他の植毛法よりも時間も費用もかかってしまいます。

(メリット)
・傷が残りにくく自然な仕上がりになりやすい。
・1本ずつ植えていくため、角度や高さが自由に調整できる。

(デメリット)
・手間がかかるため費用が高い。
・狭い部位にしかできない。
・休止期の毛根は発毛しない。

(費用の目安)*1  50~90万円

ニドークリニック
スキンクリニック(Choi式)
・高須クリニック

*1 1000本の場合。植毛する箇所や状態によって算出条件が異なります。